恋愛編
<恋はコントロール不能>
人生で最も恐いのは恋をすることと言う人がいます。自分の感情のコントロールがきかなくなり、相手によって感情が揺さぶられ、気分が上がったり下がったりする。自分自身でいられなくなるからだといいます。
でもこれが恋なのです。
恋をするとハートが開くので、傷つきやすい状態になります。
相手から求められることを望み、相手から嫌われたくないと思います。
そして人生で得られなかったものを相手から得たいと思うようになります。
特に親から得られなかった問題をパートナーから得たいと思うのです。
お互いが求めていたものを相手の中に見出す時、恋はスタートします。
一番辛いのは、好きな相手に他の相手がいた場合です。
例えば不倫といわれる、相手にパートナーが存在していて、結婚している場合、なかなか会えないから始まり、罪悪感や背徳感を感じることになります。
<別れの恐怖>
出会うことで訪れるのはお別れです。生き別れか死に別れです。
恋はエネルギーです。エネルギーは必ず変化します。
どんな形に変化するか分かりませんが愛に形が変われば素晴らしいですね。
お別れした方がいい関係性もあります。
虐待を受けていたり、二人でいることで何も変化しない場合です。
冷え切っている関係なのに、いがみ合い、憎しみあって復讐するために結婚生活に終止符をうたないというのは、ものすごい時間を使って、お互いの人生の邪魔をしているということが実際にはあります。
お別れしたくないのをいいことに、それを使って自分の言いなりにさせるという人もいます。
言いなりになるのは本当によくないことです。
相手の悪い癖を大きくさせます。
<嫉妬への対処>
嫉妬とは、自分が誰かよりも劣っている、又は誰かの方が私よりも大事にされているという優劣から生まれます。
嫉妬は誰にも起こるし、正常な反応のひとつです。
嫉妬が悪いのではなく、その感情をどのように解放するかが重要となります。
嫉妬はその対象よりも自分が劣っていると思う時に生まれます。
又は、自分ではその人を満たせないという無価値感や、無力感から生まれてきます。
自分の価値を認めるには、自分が納得いく自分自身になる必要があるのです。