聖者サイババとの出会い
<生きる意味が分からなければ自分を見出せない>
1997年5月ブッダプールニマ祭
インドへ
3歳の時、16歳で私を産んだ母は家を出て行きました。父は一家心中をしようと私にガス管をくわえさせましたが、私が泣いたので、我に返り私は助かりました。その後親に捨てられた私は神道系の教会に預けられ28歳まで笑わない子でした。
心が乾いていたのです。
ずっと愛と真実を求めていました。
何をしても空虚感は消えず、それでも必死に生きるしかない日々が続きました。
そしてある日、本屋で目にしたサイババの本に釘付けに・・・。
私はすべてを捨てて、インドへ飛び立ちました。
インドでは殆どの時間を瞑想と奉仕の時間に費やしていました。
私は神に問いかけ求め続けていました。
そしてとうとうサイババに出会ったのです。
片時も目を離すことはできませんでした。
出会った者にしか分からないそのエネルギー・・・。
サイババは私の魂を震わせ、私は深いところで何かが変わっていくのを感じていました。
あちこちで奇跡が起きていました。
私への奇跡は帰国した後に起こるとは、この時思いもしなかったのです。
帰国の最後の日、私達日本人グループは、インタビュールームに呼ばれました。
サイババは私から手紙を受け取り、私は神の御足に触れました。
完全なる無の瞬間でした。
私の魂は愛で満たされていったのです。
あの時のことを私は一生涯忘れることはないでしょう。
神との出会いは、私の人生を変えたのです。
出会った者にしか分からない領域があるのです