禅心理学
基本的概念・真理について
「この世に存在するものすべては、存在するべくして存在し、一つの塵ですら存在の意義がある」
この存在というのは物質や人を表しますが、思考や意思、感情や反応も自由に存在することが許されています。それを規制すること、許さないということは誰にもできないのです。
「人間は、生まれながらにして、肉体を存続させるための自己防御システムを与えられている」
脳は、エネルギーのほとんどを『肉体をどのように存続させるか』のために費やしており、その90%以上が、自己防衛システムとして機能し、戦略、ストレスにどのように対処するかを決定しています。求めるものが得られない時、あなたは、そのストレスを他の方法で満たすために様々な方法をとるはずです。しかし、これは時に他人や自分への攻撃に変わることがあります。
抑圧や投影といったものはこのシステムによって起こり、肉体を守る機能でもあります。
観念と投影 ― 物事の見方、捉え方
あなたの見たいものしか
あなたの目には映らない
心理における最初のパターンは幼少期の7歳までに獲得した生き延びるための戦略は自己認識するまで永続的に続くといわれています。同じものを見ても、同じ状況でも、人によって捉え方やそれに対する反応が違います。それはどのように世界が自分の目に映るか?世界とはこういうものという観念を形成していきます。
レスポンシビリティ
反応を選択する能力
人生の責任とは
レスポンスとは(反応)、シビリティはアカウンタビリティ(責任)と訳します。この2つを合せ、レスポンシビリティと言っています。これは反応を選択する能力です。人生の責任は、自分の人生を投げ出さず他者のせいにすることなく人生を生きることです。誰もが幸せになる権利がありますが人生では様々な困難が伴います。その時どうすればいいのか?などを掲載しています。
パワーゲーム
犠牲からの解放
殆どの場合、私たちは正しくありたいと思っています。それぞれ人間関係で起きるドラマは、時として思わしくない方向で自分の役割をすることになります。一度引き受けた役割から抜けるにはなかなか大変なのですが、特に犠牲になっている場合、人生が思うように運ばず、長く時間を無駄にしてしまうのです。
子育て編
子育ての悩みで多いのは、ちゃんと子供が社会に適応できるかどうか?自分の子育ては間違えていないかどうか?いじめにどう立ち向かうのか?登校拒否に対してどのようにアプローチしていくのか?欝、発達障害、アスペルガーというものをどう理解していくか?
されるか?といったものが多く寄せられています。
1990年代の子供たちの特徴と2000年代に生まれた子供たちではDNAに刻まれている刻印が違うので、親である私達や、学校側、そして大人が混乱してしまうのです。今後の子供達の世界は大きく変わっていきます。大事なことは私達大人が、子供達を枠づけしないこと、柔軟に捉えること、葛藤を手放していることが大事になります。
依存症とトラブル対処
依存症を克服するには依存の原理を知る必要があります。潜在意識に抑圧された問題が潜んでいるケースもあります。潜在意識に抑圧された問題は時に、自分でも気づかないところで病気となって発生することがあります。習慣化された枠組みを外すにはゆっくりトライする必要があるので時間はかかりますが、原理や問題の源へアクセスすることができればびっくりするほど早く解放に向かいます。
人間関係とコミュニケーション
人間関係におけるコミュニケーションは曖昧で、はっきりした言葉としてコミュニケーションをとらないケースが多々あります。どのように境界線をひけばいいのか?どのように相手を受け入れ、自己を表現すればいいのか分からないのです。ここではコミュニケーションについて掲載しています。
恋愛編
恋をして、相手があなたの感情を揺さぶる…。
こんなにも切なく…そして愛おしい。
小さなことで怒って、小さなことで嬉しくなる。
そして時に、とてつもなく強くなる。
内なる力があなたの全身を震わし、あなたは恋によって 自分を知る。恋は奇跡であり世界を変える力となる
出会いの意味や、よりお互いを高める方法をお伝えしています。