亡き祖母のメッセージを聞く

ミディアムシップとは?

亡くなった人の思いのエネルギーを受け取り、霊体とこちら側の現実世界との橋渡しをする人のことを言います。

 

ミディアムには様々なタイプが存在していると言われています。

 

自分の身体に霊体を降ろして、メッセージを語る人、亡くなった後も偏在するエネルギーを読み取り伝える人です。

 

私が行うのは、自分の肉体の中に存在を降ろすようなことはしません。

 

生前に残していったエネルギーを読み取っていく方法です。

 

現在において一番強い思いなどは、場合によっては出てこないケースがあります。

 

それはこの次元から向こうの次元に移行する期間(49日から60日)などは、肉体を持っていた時の浄化期間であり、やるべきことは、移行することに集中されるので、なかなか読みにくいのです。

 

そこで殆どは亡くなって一定期間が終了した時に来てもらう形となります。

 

それでは、今回、どのような形でメッセージが伝わったのか、30代のクライアントH君の許可を得て、掲載させていただきたいと思います。

 

これは遠隔ではなく、対面による個人セッションで行われました。

 

2019年9月に東京都大井町にて行われたセッションです。

亡くなった祖母が望んでいたこと

H君

「祖母が他界しました。祖母を失った脱力感と、様々な後悔が交錯して自分を保つことができません。

祖母の声を聞いていただけないでしょうか?」

祖母は後悔なく逝けたのか?

自分はどうあるべきなのか祖母は何か言っていないか?などなど、肩を落した彼は

おばあちゃんが何を最後伝えたかったのかを知りたがっていた。

 

それは亡くなる瞬間はその場に誰も立ち合わなかったからだ。

 

透視を始めたら、亡くなった時の顔がとても清らかで、まるで少女のような人だったということが見えてきた。

?聞いているのと違うぞと思ったが、後で色々なことが判明することになった。

 

H君から聞いた話では、家族全員がお祖母ちゃんの言いなりで、とても強く、誰一人として、お祖母ちゃんに反抗しなかったそうなのだ。

 

 

最初に見えた映像は赤いお花畑だった。

 

赤やピンク、白いお花に囲まれて、彼女は安らかな気持ちでいるが、なぜか赤い花というのが、際立って見えていた。

 

それで赤いお花畑の中にいることを告げてから聞いてみた。

 

「生前、赤いお花が好きだったの?」

 

H君「そうではなくて、葬儀の時に、菊ではなく、僕が祖母の左側の顔のところに赤いお花を添えたんです」

 

「う~ん。そうなんだー。

なぜか赤いお花を強調して私に訴えているようなの。

まるで今にもお嫁にいく少女のような気持ちが伝わってきている。

王子様からお花をもらったお姫様のようにね。

不思議なんだけどお祖母ちゃんは、H君のことを王子様と思っている」

 

H君「僕は生前、ずっとお祖母ちゃんと一緒に手を繋いで寝ていたんです」

 

「えーーーーーーーー!そうなの?」

 

そういうことなんだぁー。なるほど。

 

それから次々に出てきた映像を読んでいった。

 

お祖母ちゃんはまだお家にいて、左側に来て一緒に寝ている。

 

早くから一人になってしまったため、とても苦労した。

 

そして何かもう一つ赤いものが見えてきた。

 

赤いルビーの指輪だった。

 

とても大きな石の指輪だ。

 

この指輪についてお祖母ちゃんは何か話しているのだけど、

 

赤い指輪が好きだったのか聞いてみたら答えは「ノー」だった。

 

うーん。でも赤い指輪のことを伝えてくる。

 

H君「お祖母ちゃんの誕生石はルビー。でも緑色の石、エメラルドの指輪をいつもしていて、それを気に入っていましたから・・・」

 

困ったなー。こういう照合がとれない場合、とても苦労する。

 

困惑しているとH君は思い出したように話をしだした。

 

それは震えがくるような話だった。

 

H君「お祖母ちゃんは指輪が大好きだったから、一番最初にお金を貯めてプレゼントしたのが指輪は赤いルビー指輪です。プレゼントしたけれど、石があまりに大きくてお祖母ちゃんは世間体を気にして、つけてくれなかったから、僕は小さめのものを送りました。ルビーの大きな指輪は、僕が持っています。でもお祖母ちゃんは好きではない指輪でした」

 

それで話が繋がった。

 

どうやらお祖母ちゃんはその指輪が欲しいそうだよ。

高いお金を出して、自分のために買ってくれた指輪を、しなかったことを覚えているんだね。

 

H君「納骨の時に指輪を入れようか迷っていました。

 

帰ったら、お供えして、納骨と一緒にルビーの指輪も入れます」

 

お墓にルビーを入れるかは、さておき、彼の思いのままにしてよいだろうと思ったので、そこは何も言わなかった。

 

「あなたがお祖母ちゃんを思えばすぐにその思いはお祖母ちゃんに届く。

あなたの子供としてお祖母ちゃんはあなたの前に現れるかもしれないし、それはまだわからないけれど、家族の中で一番強い絆で、子供よりも大事な存在だった。

孫であり、時には恋人であり、縁がとても深かった。

今までもそうであったように、これからも変わらず、あなたを見守り続ける。

 

そしてお祖母ちゃんは今、初めて恋をした少女のようなフィーリングでいる。

とても平和な場所に・・・」

 

以下の写真は彼が贈ったルビーの指輪の写真だ。

 

肉体は亡くなっても意識は消えることなく偏在する。

 

科学者がそのようにコメントする時代になった。

 

私が光の体験をした20年前は、ヒーリングとか言ったら、変な宗教と思われ、変な目で見られたものだ。

 

曇りなき眼で物事を捉え、純粋な意識を持ち、世界にいながら世界に属さない存在として、自分であり続けるのだ。