テレポテーションとは、物理的な物質や肉体などを違う場所に瞬間移動させることです。
突然、そこにあったものが無くなってしまったり、あるはずのないものが、突然現れたりします。
「相対性理論」のアインシュタインが批判した「不気味な遠隔操作」は量子テレポテーションのことでした。
量子テレポーテーションについて、 国立情報学研究所は説明していますが、私たちの周りの物質は、原子や電子といった粒子で構成されていて、この粒子には微細な情報が乗っています。
原子や電子はスピン、光子は偏光のことですが、量子テレポテーションとは、粒子の情報を一瞬で遠隔地に移すというものです。
ある場所で2個の粒子を同時に作り出すと、この2粒子はまるで「双子」のように特殊な関係性を共有するようになり、この2つが別々な方向に飛んで行ったとしても、邪魔が入らなければ、物理的にひとつの方程式で両方の状態を説明することができるというものです。
「双子」の粒子の一つについて、スピンや偏光といった状態を測定すると、もう一方の粒子が遠い宇宙のはるか彼方にあっても、その状態が自動的に決まってしまう。
これはツインソウルについての概念にとてもよく似ていますね。