ルルドの泉とは

1858年2月11日、ベルナデット14歳の時

 

マッサビエルの洞窟で「聖母」を見ました。

 

「泉に行って水を飲んで顔を洗いなさい」

 

近くに水が無かったため

 

彼女は近くの川へ行こうとしましたが

 

「聖母」が洞窟の岩の下の方へ

 

行くように指差しました。

 

泥水が少し湧いてきて

 

次第にそれは清水になり飲めるようになりました。

 

これがルルドの泉の始まりです。

 

その後もベルナデットによって発見された泉の水に

 

よって不治と思われた病が

 

治癒する奇跡が続々と起こり

 

鉄道など交通路の整備とあいまって

 

ルルドはカトリック最大の巡礼地になりました。

 

 

ベルナデッタは35歳で亡くなりましたが

 

死後30年たった遺体が、今、死んだかのような美しい状態

 

で発見されました。

 

 

 

2回目の遺体鑑定は死後40年目

 

二人の医師が鑑定を行い

 

それぞれ別の部屋で互いに相談し合うことなく

 

報告書を作成。

 

その内容はまったく一致

 

棺が開かれたとき、遺体は

 

いかなる損傷もこうむらず

 

無臭で完璧な状態。

 

 

3回目死後46年目

 

遺体には、このように長期にわたって

 

地下墓地に埋葬されている場合に

 

通常起こり得る腐敗あるいは分解の形跡は

 

まったく見られないことが分かりました。

 

 

現在ご遺体はヌベール修道院に安置され、

 

美しいご遺体を見ることができます。

 

1947年7月6日、ピウス12世 (ローマ教皇)によって

 

列聖。聖人となりました。

 

ルルドの泉には今も多くの人が毎日奇跡の水を求めて来ます。