テンプル騎士団とは、「キリストとソロモン神殿の貧しき戦友たち」という正式名称があり、エルサレムへの巡礼に向かう人々を守るために設立されたと言われます。
テンプル騎士団は実際の修道会で会則などを設けていました。貴族出でないと入ることは許されない掟があります。
聖杯伝説があり、テンプル騎士団は聖杯を守るために本当は結束されたのだという話もあります。
志願者は騎士団に誓いを立てることで修道士からナイトとなります。
ナイトはテンプル騎士団の最高階級であり、白いローブを着用しています。
彼らは資産や個人的な手紙を所持することはできません。
女性との交際、結婚、他の騎士団への誓約、借金、名付け親になることも禁じられていて、どのような形であれ性行為も禁じられ、屈強でなくてはならなかったと言われるくらい厳しく訓練されました。
テンプル騎士団が守ってきた聖杯と呼ばれるものは、イエスキリストの家族、子供、末裔でした。
末裔がいるということは、バチカンにとっては大変な混乱を生むことになります。
イエスキリストは絶対的な神でなくてはならないからです。
極秘の任務は、テンプル騎士団の一部の者によって進められました。
彼らは自分の家族をも犠牲にし、人生をも犠牲にして秘密を守ってきたのです。