あなたがもし、人間関係で取り残された感覚を持っているなら、自分だけが損な役をしなくてはならない。
我慢の限界にきている。
理解してもらえない。
などのストレスを抱えているなら、それは対処しなければなりません。
相手が変わることを待つ又は相手を変えようと試みることは時間の無駄です。
<相手にとことん尽くすタイプがはまる罠>
こんな例がありました。
恋愛関係になり、相手に尽くしたいと考え、相手から頼まれていないけど、相手のために動いた例です。
<例1>

私は彼が好きで、彼の仕事を手伝っていました。
彼は仕事を手伝ってくれることを喜んでいます。
二人の間には、暗黙の了解のような、言葉にしなくても、理解し合える関係でした。
やがて彼の仕事がうまくいかなくなり、彼は沈む日が多くなりました。
私は彼を支えるために自分の貯金を切り崩し、返済にあてました。
それも底をついた頃、彼の言動にイライラすることが多くなりました。もっと彼に努力をしてほしい。
私に甘えないでとさえ思うようになりました。
やがて彼は私に暴力をふるうようになりました。
私は彼がかわいそうになり、別れることができません。
彼は人生から逃げていると思います。
まず一ついえるのは、この関係を変化させるには、大きな決断が必要です。
<彼のお母さんになることを止めること>です。
この役割を引き受けることを止めることなのです。
役割を下りるとき、彼との関係性が変わるかもしれません。
自分が辛い体験をしていると、そうならないように過剰に相手に尽くしすぎてしまいますが、やりすぎるとバランスを崩しお互いが潰れてしまうのです