シャーマンとは

シャーマンとは、大自然の精霊や亡くなった霊と交信ができる人のことをいいます。

シャーマンのお仕事は、大地を守り、大地の声を聞き、地震や噴火、洪水、天気などの情報を受け取り、人間に被害が及ぶことをいち早く察知、自然を動かす力を持っています。

 

雨乞いや、動物の群れがいつどこで活動するのか、それによって狩りの日と場所を決めます。

 

雨乞いは雨が降るまで、何日も行われ、自然霊や神々と交信ができ、実際の山や火、風を変えたりすることもあります。

 

特に、病気は悪霊の仕業という風習から、悪霊退治をおこない、よい霊をつけるという儀式などを執り行います。

 

ハーブ、薬草などの知識は、代々、シャーマンになるものにしか受け継ぐことを許さなかったのです。

 

シャーマンは、代々自分の跡継ぎに、長い年月をかけて、育てていきます。

 

そしてその内容をけして人に話してはならないという掟があります。

 

何度も何度も通過儀礼という幾つかの段階を得て、シャーマンは誕生していくのです。

 

こうしてシャーマンは誕生していきます。