金縛りとは

金縛りとは、睡眠に入る前、又は睡眠から覚める直前に霊的な体験をすることを言います。

 

世間で出回っている金縛りは、霊が現れていたずらをするという恐いものとして取り上げられていますが、真実はそうではありません。

 

メディアなどで世の中に出回っている霊体験は、人間を襲ったり、苦しめたりするというもので、首を絞められたとか、足首を掴まれたとか、お婆ちゃんや、その他の霊を見たとかという話を恐い話に置き換えてしまっています。

 

事実、体験者が普通ではない現象に恐いという感情から、どんどん恐れの意味をつけてしまっていて、それが広く出回ってしまったことで、金縛りは悪いもの、恐い体験というレッテルが貼られてしまいました。

 

睡眠導入時や、睡眠から覚める直前の意識は、顕在意識と潜在意識の間を抜けます。

 

私たちの寝ている間、身体の感覚意識というのは、意識的に感じていませんが、眠りに入る顕在意識から潜在意識に移行するとき、そして眠りから覚める潜在意識から顕在意識に移行するときに起こる現象は、半分身体に意識を残し、半分潜在意識の領域(感覚がない無意識)に入ります。

 

そのため顕在意識と潜在意意識をごちゃまぜにします。その時幻想を作り出します。

 

実際は、霊的な物質次元と向こうの次元を移行するのですが、向こうの次元では亡くなった人の意識は消えることなく存在していますので、それを見ます。

 

ところが、意図的に霊が人間に悪さをするというのは、よほどのことがない限り起きませんので、恐れの概念が幻想を作り出します。

 

体験者のいう、首を絞められたとか、足首をもたれたとかいう現象についてですが、その部分がまさに意識的に最後まで意識がある部分、エネルギーが最後まで残ってしまったところです。

 

重く動かない感じ、自由がきかないというのは、その部分に恐れが幻想を作り、意識が残っている脳が混乱を起こし、幻想をつくりだします。

 

これが一般的に出回っている金縛りの概念です。

 

金縛りが恐いものという洗脳や一般的な概念から自由になると、金縛り状態から幽体離脱体験ができることがわかってきます。

 

意識を保ったまま、向こうの世界にいける意識状態なのです。